2013年3月10日日曜日

アウレリオ・アンドレアッツォーリの3バック





















ズデェネク・ゼーマンが解任され、
アウレリオ・アンドレアッツォーリの指揮下になってから早1ヶ月が経った。

ここまで彼は4試合ローマを率いて試合をこなしている。

●第24節 サンプドリア戦(A)
●第25節 ユヴェントス戦(H)
●第26節 アタランタ 戦(A)
●第27節 ジェノア  戦(H)

成績は以下の通りである。

●第24節 サンプドリア戦(A)×
●第25節 ユヴェントス戦(H)○
●第26節 アタランタ 戦(A)○
●第27節 ジェノア  戦(H)○


4試合終えてみて結果は 4試合3勝1敗


第25節ユヴェントス戦を勝ちの起点に、第27節を終えて現在3連勝中。

ゼーマンが解任されてからも、彼の影響力というのは未だにローマでの影響力は凄い。
アウレリオ・アンドレアッツォーリも結果をしっかりと現状では出しているものの、
ゼーマンとのサッカーは少なくとも今シーズンいっぱい比較され続ける事であろう。

では逆に彼のサッカーとはどのような形のものなのか。

オーソドックスに帰ったように見えるサッカーの中でも必ず攻撃時と守備時にはチーム内でやろうとするサッカーと比例してルールが有るはず。

それが分かれば、ローマを観る上でもっともっと楽しく観れるはず。

という謎の信念の元、自分なりにこの1ヶ月の間に行われた4試合を考察し、第24節サンプドリア戦の時に感じた自分の最初の印象を受けたものと比較してみる事にした。

着眼点は「3バックを敷いたローマ」という事である。

そして現状の試合を何度か観て考えた末の「こうではないだろうか?」という頭の中にあるシンプルな事を備忘録として残せれば良いなと思う。

●3バックシステムの有効活用(守備時)
基本のフォーメーション


















アウレリオ・アンドレアッツォーリは就任初の試合となった第24節サンプドリア戦で
「3-5-2」のシステムを敢行した。

そして第25節ユヴェントス戦では「3-4-2-1」のシステムを敢行した。

就任当初の第24節を除く、第25節~第27節ジェノア戦 までの3試合はすべて「3-4-2-1」を最初のスタンダートなフォーメーションとして定着させている。

3バックと言えば主に今季のセリエAの戦術トレンドとして定着しているシステムであるが、現状のローマもこのシステムを有効活用している戦術にシフトしてきているのであると言っても良いだろうと私は思う。

ただ3バックと言ってもその幅は広く、それぞれ同じ3バックを敷くチーム同士でも特色や内容が違うのは世間でも存知の事実では有ると思う。

基本的な両翼の守備


















第27節ジェノア戦・両翼が降りてきた際の5バック(CB3枚/WB2枚/DMF2枚)













第25節ユヴェントス戦・カウンター時の守備対応(CB3枚/DMF2枚)














フォーメーションを見れば、トロシディス(RMF)とバルザレッティ/マルキーニョの(LMF)の2人が上下に動く事でDFラインを形成する際に、両翼がWBとなって5バックを形成する事ができる。

もう一つのパターンとして両翼二人が攻撃参加してる最中の時のカウンターへの対応は、中央のセンター2枚が下に降りてきて3バックと組む事で5バックを形成する。


という事はもはやこの図面を見た時に分かる基本的な事であろう。

基本的に中央センターサークルの二人がビルドアップする際に両翼の二人が下がる。

但しローマの両翼は少し変則的な守備の仕方をする。


第27節ジェノア戦・デロッシのビルドアップ

例えばこのシーンを使って考えてみようと思う。

これはデロッシがセンターサークル付近からビルドアップしてきたシーンである。
このシーンの前には写真左のバルザレッティは、このシーン内のトロシディスの位置と同じ逆サイドの位置に自分のポジショニングをとっていた。

このシーンは、ここでデ・ロッシが中央からビルドアップした際に、すぐさまに前に張っていたバルザレッティがデロッシと交錯する形で、ターンして後方へと戻っていく。というシーンの一部である。

これを図にすると以下のようになる。

銀色は元居た位置



トロシディスが右サイドに張っている事も有って、ここでバルザレッティがサイドに張ったままで、デロッシがボールを奪取されてしまう事になると後ろの枚数が非常に少なくなってしまう事になる。

しかしここでバルザレッティが戻る事によって実は後ろの方では面白い事が起きている。

第27節ジェノア戦・変則的な4バックの形成



















単純にバルザレッティが左サイドをDFライン際まで戻る事によって、見事に4バックになる事ができるのが分かる。

ここで肝となってくるのはRCBの位置に入っている「イバン・ピリス」の存在だ。

本来中央のロマニョーリとブルディッソが中央に流れる事で一番右の位置に入ってるピリスが弾かれて必然的にSBの位置に入る事ができる。

ここで面白いのがピリスが本来SBの選手であるという事実である。

これは3バックならではの試合最中で変則的に行えるシステムの変更だろう。


ローマの最終ラインの人達

イバン・ピリスのような元々SBの位置でボールを保持してサイドラインを駆け上がる選手というのは、このような変則的なシステム変更時に自らが本来の位置に入る事ができる。

加えてイバン・ピリスは対人守備能力の高さを見出された事もあり、3バックのCBの一角としてコンバートされているのではないかと考えられる。

ここから同様に考えられるのはLCBの位置に入る選手である。

おそらく現在はファーストチョイスがマルキーニョスとなっているが、このLCBの位置は
同じく(3月6日現在怪我で離脱中)CBのレアンドロ・カスタンも十二分に考えられる。

何故ならカスタンも同じく ボールを保持してサイドラインを駆け上がる事が得意であり、
ピリスと同じく対人守備能力(こちら側はスペースを使った)が高いからである。

RCBとLCBには
  • 常にSBの位置に自然とシフトできる事
  • 中盤の選手のカバリングができる事
  • サイドラインからビルドアップをしっかりとしていける事
などの基本的に変則的にもサイドに対応できる選手がチョイスされ


中央のCBには
  • ボックス内での対人守備
  • ボックス内でのカバリング
  • ライン統率のできる人間
などのDFリーダー格やバックポジションで守備対応できる役割を果たせる選手のチョイス


このようになされるのではないかと個人的には思う部分がある。


現在のレギュラーは(右から)ピリス/ブルディッソ/マルキーニョス

という選択となっているが

サイドのCB→マルキーニョス/カスタン/ロマニョーリ/ピリス の4人
 中央のCB→マルキーニョス/ロマニョーリ/ブルディッソ の3人

の中から今後選んで行くのでは無いかと個人的には予想している。

大穴でデロッシが入る事もアウレリオのコメントから無きにしも非ずであろう。



このように基本のパターンが何通りか考えられる。

①オーソドックスに中央両翼が下がった5バックでの対応
②オーソドックスに中央二人が下がった5バックでの対応
③中央がビルドアップして攻撃参加する際は両翼のどちらかが下がり4バックを形成

両翼はゼーマン政権時と別の意味では有るが、また大きなタスクを背負っている。
中央の選手のビルドアップ時とお互い逆サイドの選手の状況を確認してから、連動して上がるか下がるかの確認をしなければならない。

オーバーラップのタイミングを計っていかなくてはならないのは、ゼーマン政権と同様にアウレリオ政権でも同じような事だろう。


そして何よりゼーマン政権時に比べれば、はるかに敢行してる守備はシンプル且よりシステム的になったと私は考える。

それは選手の平均的なポジショニング配図を見れば一目瞭然である。

(左ゼーマン・第23節カリアリ戦/右アウレリオ・第25節ユヴェントス戦)














ゼーマン政権時は特徴的であった攻撃システムを敢行する為に、相手の陣内で自軍の人数を多く配置し、中央+両サイドからセカンドボール奪取を狙いとした、波状攻撃を施行する為に主にSBと中央の人間のハイラインでのポジショニングが目立つ。

この第23節カリアリ戦(ゼーマンローマ最後の試合)は見事にサイドから裏抜けをされて、4失点という大敗を喫した。

対してアウレリオ政権時の守備は中央2枚の選手と、最終ラインの選手達は基本的に自陣内でのポジショニングを行っている。

特に最終ラインの選手達ほとんどバイタル前に位置している場所に停滞している。


寧ろそれってある程度普通の事だろう。
というのはさておき、基本的な守備時の対応に関しては3バックを敢行する世界中どのチームも行うようなオーソドックスなやり方に戻ったと考えても良いのではないだろうかと思える。


●3バックシステムの有効活用(攻撃時)

基本のフォーメーション



















私は以前サンプドリア戦を終えて、攻撃時の最初の印象を述べた。
「ショートカウンター&敵陣内でハイラインを形成したポゼッションサッカーの複合型」

アウレリオサッカー最初の一戦を観た際に思った事である。

その後「3-5-2」~「3-4-2-1」へシステムを変更し、3試合をこなす事によって攻撃時の特色もようやく見えつつある。

特色と言っても、やはりここでも3バックの恩恵を受けるような形が見受けられる。

第25節ユヴェントス戦・よく有るポゼッション時の最前線

これはローマが自陣からボールを受け取り、中央の選手がボールを保持した状況から敵陣内への攻撃を仕掛けようとしているシーンである。

このシーンから見ても分かるように、トロシディス・マルキーニョの両翼が最前線に張った状況でその間中央にオスヴァルドが入り、3人で前線のラインを形成している事が分かる。このように両翼が最前線に張って常に3トップのような状況というのはアウレリオ政権になってから多くなってきている。

両サイドが上がる事に関してはゼーマンローマの時と同じだが、大きく違うのはセカンドボールの奪取を目的としたゼーマン時代の方が両翼がタッチライン付近で停滞している事が多かった事に加えて、そこが両翼の基本の定位置となっている。

対してアウレリオローマは両翼がサイドに張る事で3トップ気味になる。


しかし画像左端、つまりマルキーニョの左サイドにはここにもう1人・2人ユヴェントスの右サイドの選手が最終ラインまで戻っており、このままでは最前線に選手が3人張ってるからと言って、数的人数をかけた攻撃体勢に拍車はかからない。

そこで重要になってくるのが本来「3-4-2-1」の2の位置の トッティ&ラメラ となる。

2人のトレクアルティスタ




















スタンダードなフォーメーションを見ても分かるように、彼等2人がトップ下の入る事=攻撃の根幹部分がこの2人に完全に一任されている事は分かるだろう。

トップ下というのは前線と中盤のリンク地点であると共に、逆に言えば前線にもなれて中盤にもなれる位置にある箇所である。

シャドウストライカーの位置として役割を果たす事のできる場所で勿論あるだろう。

有る程度前線で自由を与えられてる、同じトップ下の2人でもおそらくこの2人では役割が違う。


トッティ→オールレンジで活かせるパス能力を活用し、攻撃の中心としてサポートに徹する
 
ラメラ →ドリブルセンスとフィジカルを活かした推進力を活用し、前線人数に+1の役割


彼等2人がどのように攻撃参加するのかはローマを何度か観た事がある人であれば、容易に想像できる事だろうと思う。

これはチームが攻撃に転じる場合の、カウンター時ポゼッション時も同じだと思われる。


第27節ジェノア戦・疑似的な4トップの形成

例えばこのシーンはトッティが保持していたボールを、サイドに仕掛けたトロシディスにパスしたシーンである。よく見るとトップ下の位置であるラメラがボックス内に侵入している事が分かる。
この後更にボールを保持しているトロシディスがボックス内に侵入し、クロスを飛び込んできたラメラに出すが、決定機には至らなかったというシーンである。

トッティはこのように前線のラインを押し上げる事ができている時、バイタル前で黒衣となって前線の選手にキレのあるパスを送る。対して推進力が売りのラメラはボックス内などに侵入して攻撃参加する事によって、前線の選手と同等にボックス内での人数の一つとして計算できる事になる。

ここでは結果的にラメラが侵入した事により4トップが形成されている。

4トップが突発的に形成されれば数的有利をこちらがボックス内で活かす事ができる。

中盤の選手が前線に参加する事はごく当たり前の事なのだが、やはりトップ下の位置に居る事によってよりバイタル上下の行き来がし易いのは明白な事であろう。


左(3トップ+2シャドウ)右(4トップ+1シャドウ)


























このように

両翼が最前線に張る事+トップ下2人が動く事 によって本来「3-4-2-1」時における1トップ2シャドウの形に加えて、攻撃のバリエーションは増える。

同じ位置で投入される事の多い、ペロッタ・フロレンツィも主にこの2人の役割に最大限近い様な動きを求められている事だろうと思う。

新旧万能型MFコンビ
















第26節アタランタ戦では累積で出場停止のトッティの位置に マルキーニョ が入り、ラメラ・マルキーニョの2人がトップ下の位置を任されるという事などもあった。

この事から考えるにしても、トップ下の位置にはラインを前に押し上げる事のできる選手を使いたいという意向を読み取っても良いのかもしれない。


しかしトップ下の選手が上にラインを押し上げている間や、彼等にボールを捌く為には勿論センターサークルに位置する選手の活躍が必要である。


センターサークルの2人




















この2人は主にトップ下2人の選手と両翼が開けて裏抜けをしようとする時に、ボールを供給する役割を兼ねている。センターサークルの後ろに2ボランチを置く事で攻守の起点となり得る仕組みというのは、現代サッカーにおいてもオーソドックスな形となってきているのは周知の事実だろう。

3バック時の守備時の際にこの2人が主にボランチの位置で役割を果たす事によって、やはり攻撃守共にバランスを取る事ができる。


第25節ユヴェントス戦・ピアニッチがビルドアップしてきた際

このシーンはパターンに沿って両翼が開いて、黄色丸が囲まれていないオスヴァルドとラメラがボックス内に入り、左から黄色丸に囲まれているマルキーニョが左サイドに入る事によって3トップが形成されている事に加え、同じく黄色丸に囲まれているトロシディスがオーバーラップしてきたシーンである。

この時同時にオレンジ丸のピアニッチがセンターサークルからビルドアップして前線の攻撃に参加をする形となっている。

この後ピアニッチの正面に居るトッティにボールが渡り、トッティからタッチラインにいる右サイドのトロシディスがコーナーエリアへ裏抜けする時にスルーパスを行う。
そしてポグバがクリアをして、クリアしたボールがマトリに渡る。

この時このような配置となっている。

マルキーニョスのオーバーラップ



















実はこの時ピアニッチがボールを保持する前に、最終ラインからマルキーニョスがビルドアップして前線にボールを運び終え、そのまま前線に停滞していたというシーンである。
この時の行動が先程守備時に書いた両CBのビルドアップを具体的に実行したものなのか偶発的なものなのかは分からないが、この後マトリがボールを保持してユヴェントスのカウンターが始まってしまう。


第26節ユヴェントス戦・中央2人の攻守のルール



















この時バイタル手前に居たピアニッチはマトリにプレスをかける余裕が有り、プレッシングを行うも、マトリに突破されてドリブル突破されてしまう。しかしここでピアニッチの位置より後ろに居たセンターサークルに後ろにあらかじめポジショニングをとっていたデロッシが、ユヴェントスのカウンター時の対応にフィルターをかける。ここでマトリのボールをデロッシがインターセプトする。

アウレリオ政権になってセンターサークルに2人が同列に置かれた事によって、片側がボールを保持してビルドアップする際はどちらか片方が後ろに下がり、相手方のカウンターに備える動きをするというシーンが多々見られる。

この時中央の選手2人が最終ラインまで戻れる事ができれば、3バック+2ボランチで5バックが形成される。仮に1人が間に合わないケースになれば、先程も書いたように両CBの1人がサイドにカバーする事で4バックを形成する事ができる。


※但しこの時はマルキーニョスがビルドアップしてた事で1枚足りなかった事もあって、2バックになっていたという危ない状況であった事は事実である。


デロッシとピアニッチの現状先発で選ばれている両選手はオールレンジによるフィード性能の精度の高さもローマの選手内ならトップクラスの選手達だが、それに類似してとにかく視野とテクニックを兼ね備えている。

デロッシはアンカーとしてボール奪取の能力は言わずと知れずな上、ピアニッチも今季はゼーマン政権時にWGを経験してる事もあって攻撃参加とバイタル前でトッティと同じような役割を果たす事もできる。

トッティとラメラが攻撃時におけるゲームメイクの担い手なら、この現状先発に選ばれている中央のデロッシとピアニッチの2人は試合全体をコントロールする位置に居るだろう。


このようにアウレリオ政権になってからこのトップ下の2人、センターサークルの2人、計4人が勝ち点3に繋がるキーマンとなっている。


「元々上手いこの4人が機能しなかったらお話にならないのは当たり前だろう。」

という声が上がるかもしれないが、この4人が試合中自分のこなすべき仕事を果たし、見事決定機を演出するものに応えなければならないのは、やはり常に守備のタスクが少なく、最前線にポジションを張る事のできる1トップのオスヴァルド/デストロで有る事も間違いない。

エースストライカー達
























彼等はポゼッション時にはセットプレーからのヘディングや、ポストプレー、更には最終ラインの裏をかいた飛び出しなどを得意としてその役割を担っている。

ただ特に彼等自身が一番能力を惹きだせるのはショートカウンター時だと私は思う。

根拠自体はあまり無いのだが、オスヴァルド自身は裏抜けに関してはこの4試合においても何度か出来ている部分が有るし、積極的に裏を抜けてしっかりサイドに流れて溜めを作っているシーンというのが多々見受けられるからだ。

デストロに関してはまだ怪我中という事もあり、今後アウレリオサッカーにおいてどの位置でどのような役割を果たすのかは注目したいところだ。


まとめ

アウレリオ政権の攻撃をまとめると大きく分けて2つ。

  • 最終ライン、中盤からのボール奪取からのシンプルなカウンター
  • 両翼が最前線に張る事での数的有利を狙う事を目的としたポゼッション


大雑把に言ってこの2つで攻撃が形成されていると私は考える。

何試合かを何度も観て直観的に思った事は、やはり鍵になるのは
「トッティ・ラメラ・デロッシ・ピアニッチ」の4人であると同時に3バックのシステムを支えるSMFである「バルザレッティ・マルキーニョ・トロシディス」の3人でもあるだろうとも思う。

システム変更の要・SMF方々


























3バックシステムにおいて、やはりこの両サイドが一番システム変更の起点となる部分を担っている。

試合中に変則的にフォーメーションを入れ替える事が可能な3バックの利点部分を活かす為にも、やはり彼等もとても重要な役割を背負っている。

現状この3人が試合に出ているが、今後ドドなども彼等と同じ位置で入るのか否かは非常に楽しみな部分でもある。


今回私は3バックに着眼点を多く置いて、適当で曖昧な考察をしてみた。

戦術やフォーメーション図に元々かなり疎い事もあり、まだ考え足りない点、分からない点、意味不明な点ばかりというのが最大の本音である。


ただ第24節のサンプドリア戦を観た際に「敵陣内に有る程度ハイラインを敷いたポゼッションサッカー且ショートカウンター?」みたいな印象を受けたが、あながち自分の最初の印象は悪い線をいってなかったかなとは少し思ったりもした部分はあった。

何より面白いと思ったのは、ゼーマンサッカーに比べてシステムが要所要所で地味に変更されている事が多いので、1人1人の選手が有る程度マルチタスクを担わなくてはならないサッカーをしているという事だ。


あまり動かない点と言えば、1トップのオスヴァルド・中央CBのブルディッソ・GKのステケレンブルフ くらいで、後は個々が前へ上がったり後ろへ下がったりと、目まぐるしくとまでは行かないがしっかりと状況によって自分達が動かなくてはならない場所へしっかりと動いている。

寧ろこれが動けないとアンドレアッツォーリの目指そうとしているロジカルでシステム的なサッカーには到達できないのでないかと思う部分も、色々観て思う部分が有る。



今後この4試合(実質3-4-2-1)にしてから3試合でやってきたサッカーをアウレリオ・アンドレアッツォーリが熟成されるか否かは分からないが、ここまで3連勝してきているのは大変大きな事実だ。

実際に彼のサッカーは今後変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。

ただ多くのロマニスタ達は堅実な試合運び且、システム的で流動的なサッカーをして勝ち点を得ている事に大きな期待を抱いているだろう。

変則的な3バックのシステムを活かし、2人のトレクアルティスタが想像できないような試合展開を起こしてくれる事を今後更に大きく期待しようと思う。


そしてトッティ、セリエA歴代通算225ゴールおめでとう。

これからも引退するまで健康で元気にローマと共に歩んで行って欲しいものだよ。

多くを言う事はありません。それを何よりも心からに願っています。

Forza TOTTI!Forza ROMA!






2013年2月12日火曜日

アウレリオ・アンドレアッツォーリの初陣とゼーマンの面影















先日 La Gazzetta dello Sport が自社のWeb上であるアンケートを取った。



Q「この現状を打破する為に、ローマがすべき事は何か?(戦術的な意味で)」


様々な意見が有った中で、その集計結果でもっとも多く見られた答えが


A「精度の高いカウンターを狙っていく」


という結果だったそうだ。


加えてもう一つアンケートを取り、



Q「ゼーマン支持派orアウレリオ支持派か?」


という問いに


A「ゼーマン支持派」64.9%
 「アウレリオ支持派」35.1%


このような結果となった。



第24節サンプドリア戦

※この記事は戦術分析でも何でも無い、フィーリング要素大の記事です。
 勿論の事ですが、ローマ贔屓での目線で色々と書いているのでご了承ください。


先日行われたサンプドリア戦は新監督アウレリオ・アンドレアッツォーリの元で、
ローマはゼーマン解任後の新体制初となる試合となった。

アウレリオ・アンドレアッツォーリはこれまで自身が提唱してきた「4-2-3-1」からのシステム変更を今回敢行し、3バックシステムへ移行。

彼の初陣は「3-5-2」という配置で初戦を挑む事になった。


布陣は以下のようになっている。


























3バックをする際に試合前注目点が有る


  • 今季一度試した3-4-3では無く初起用の3-5-2
  • 両翼となるマルキーニョ&ラメラのWBでの起用
  • デ・ロッシ&ステケレンブルフの先発での復帰


しかし結果的にこの試合は3失点を喫して、敗北という形で試合終了をした。


敗因原因を自分なりに簡単にまとめてる。



・考えるべき失点シーンはRWBのマーキング対応のミス

綺麗なドフリー
















ゼーマン政権時に4-3-3のWGとして職を任されていたエリック・ラメラ。

システム上サイドの後方にはSBが居る為に、当時はセンターサークル以上での攻撃が主な仕事されていた少し前の彼だが、今回3バックを敢行した為に同じサイドといえど、仕事が全く違うのは存知の通りだと思う。

これは今回その違いが完全に露呈されたシーンの一つのシーンとなってしまった。

RMFであり、少なくとも3バック時はWBとしても動かないといけない箇所に配置されている以上、部分的に言えばこのシーンはラメラがサンプ側がボールを持ってショートカウンターを仕掛けるとなった際に、少なくとも黄色丸で囲んだエスティガリビアに対してマーキング対応の仕事をしなければならないシーンなのは間違いない。


この後このシーンでボールの持っている ジャンルカ・サンソーネ から黄色丸のエスティガリビアにパスが通り、マルキーニョスがボックス内でギリギリの対応をするも、シュートを放たれ綺麗にゴールが決まってしまう結果となった。


しかし結論から言って、全体的に観れば彼はそのWBとしての仕事をしっかりこなしているという事実は頭から離してはいけないという事を書き留めておきたい。


















彼のWGであった時の自分の定位置に関して頭を少し切り離し、常に高い位置にポジショニングしているという訳は全く無かった。

前後半共にWBとしての仕事をこなしていたのである。

しかしそれは同じ右に位置しているマイケル・ブラッドリーのサポートも有っての事だろうとも私は考える。

まだ一人前に3バック時のRMFをこなしてたとは正直良い辛い点は有る。


WGの位置であればタックル勝利数というのは基本的には減るものだが、彼はこの試合誰よりも敵の選手に身体を入れてディフェンスをしているのは、表を観れば一目瞭然だろう。

しかし皮肉な事に、嫌な言い方をしてこの時に本来FWであるラメラが守備を「サボった」シーンが最大の失点シーンに直結してしまったのである。

前半においてはサンプドリアの枠内シュート本数を1に抑え、2枚のボランチと3枚のCBの安定したバイタルエリア前の守備形成をできた事もあり、反転攻勢する際のカウンターは非常に上手い事そのシステムを活かす事ができていた。

そのショートカウンター時の際も彼は右サイドから中央エリアにかけての攻撃の起点となり、中央のピアニッチと連携して多くの得点機を作り出した。


この試合ではラメラの総合スタッツは両チーム合わせて1位。

見方次第では彼のWBとしての初陣は成功を収めたと言っても実は過言ではないのだ。


しかし先程も書いたように、一つのミスが相手に決定的な瞬間を与えてしまったのである。



残る失点は二つ


  • バイタル前よりFKの位置を与えられた、ジャンルカサンソーネのFK。
  • セットプレー時にデ・ロッシがイカルディに競り負けヘディングゴール

こうしてローマは3失点を喫した。


ただここで悲観的に考えてならないのは、1失点目を除くこの2失点。
確かにデ・ロッシが競り負けたのは不味い事だったかもしれないにしろ、相手はボックス内での動き出しとヘディングに大きく定評の有るマウロ・イカルディ。

75分カスタンの負傷により、最終ラインにやむおえず下がったデ・ロッシは、シフトされる前のボランチとしてインターセプト数だけで言えばチーム最多という数字を記録している。

更に先日行われたオランダ戦でもデ・ロッシはあまりコンディションが良いとは言う事のできないパフォーマンスから、週末の試合を迎える事となった。


しかし彼は私の観る限り決して悪い出来であったとは思えない。

今回ローマでの先発での試合が久しぶりという事に加えて、ミッドウィーク明けの体力面、試合ではローマでのインターセプト数最多をマークした中盤のフィルターとして、しっかりコンディションを戻して試合に挑んでくれたと思っている。


しかしこれもまた皮肉な事に、競り負けた一度の瞬間が失点シーンに繋がった


ただブログ主はイカルディが実は大好きなのです


















結論から言って、この試合を3試合見直しをしてこれらの失点シーンから逆算して考えて思うのは(細かい連携面を除いて)この約1週間という短い時間ながら私はシステム的にローマは3バックを使った「3-5-2」をある程度遂行できていた印象を受けたという事。

酷評される程、3バックシステムが機能していなかった訳では無いと考える。



攻撃面

ゼーマン政権が終わり、新システムでどのような攻撃展開をするのか?

観た感じに思ったのは

ショートカウンター&敵陣内でのハイラインを形成したポゼッションサッカーの複合型。

中央のダブルボランチが、トップ下・両サイドの3人にボールを送り、その3人が攻撃の起点となって前線と連動してショートカウンターを仕掛けつつ、敵陣内でボールポゼッションをできてる際にはCBとボランチも同時にハイラインを形成して波状攻撃を仕掛けて行くという戦術。


試合中、試合後と考えていたのだが、どうもこのサッカーには非常に愛着を覚える。

よくよく観てみるとやってる事は「スパレッティ+ゼーマン」の複合型システム。

という印象が最初に浮かび、適当ながらもそのように感じた。


寧ろ観てるサッカー自体はゼーマンとあまり差異が無かったようにも感じる。


これに関しては残り数試合を観てしっかりシステムの分析をしたいと考えているが、少なくとも守備時のライン形成に関してはゼーマン政権下の時よりはしっかり確立されているし、尚且つ攻撃時のディフェンスライン自体も非常にハイラインを形成しているのである。

詳しく絞って言い表すのであれば「ゼーマンのシステムに安定度を更に加える為のボランチを追加したシステム」と言えるような気もした。

とは言うものの、今語った事は完全に独断と偏見とフィーリングで書いた事では有るので、実際には違うようなゲーム展開をしたいのかもしれない。

それは今後の試合を観て正確に考えていきたいところだろう。



この試合、個人的に攻撃に関しては非常に良かったと思う。


初陣にしては攻撃時の動き出しと、選手個々の縦へ流れる流動性はしっかりと動きとして出ているようにも見受けた。

しかしこれも皮肉な事にこの攻撃システムで決定機を多く演出するも、最後の最後で個々が決め切る事ができなかった(最後決めるだけ的な意味で)



まとめ

総じてこの試合を観て思った事は

  • 攻撃面はしっかりと機能していたと考える
  • 3バックシステムの出来は失格点を与えられる程のものでは無かった
  • 悪い要素が一度に絡まってしまった(贔屓目無しに本当にそう)
  • アウレリオの交代はしっかりと的を得ていた交代だと思えた

と徒然とざっくばらんに思った。


そして一番最初のガゼッタのアンケートの件に話が戻るのだが

ゼーマンサッカーに多く有るようで無くて、現状の攻撃システムで大きく機能させなければならないという点が「精度の高いカウンター」という事。

アンケート結果の答えである「精度の高いカウンター」というのは決壊した守備システムへの不信感と、安定した得点率を生む為に導き出される答えとしては正しいと思う。


3バックを敢行しようがしまいが、現状アウレリオ・アンドレアッツォーリが中盤の底を2枚配置する戦術なのであれば、やはりカウンターというのは必ず磨いていかなくてはならない要素の1つになってくるのは間違い無い事だろう。

今節の結果から、そのカウンターの精度不足も今後の課題点の1つだろうと思う。


加えてカウンター以外の攻撃の仕方(寧ろこちらがメインの攻撃戦術として現状担っている気もするが)も考えていかなければならない。


















ゼーマン政権時からもそうなのだが、波状攻撃を仕掛けるサッカーをする上でやはりセカンドボールの回収をしっかりする事、縦へ送るパスの精度を上げる事、そして敵陣内では基本的にボールをカットされないようにしていかなければならない。

逆にカットされればこれは相手にとって大きなチャンスになると共に、ローマにとっては前線にポジショニングをしてる人間達も再びディフェンスラインへ戻らなければならない。

寧ろ「ローマのサッカー」だからと言う次元の話でもなく、どのチームにおいてもこれはボールを持って試合を運ぶ上でこれ等の事は、勝つ上での基本中の基本にも思える。


現地では未だに約7割のファンがゼーマンを支持するのには必ず理由が有る。
  • 面白いサッカー
  • 得点が生まれるサッカー
  • 攻撃的な戦術敢行
  • 育成上手

思い付いたものを4点挙げてみたが、少なくとも上記以外のも沢山の事を挙げれるだろう。



ただ私はそのような事を抜きにしても絶対的に支持される理由が有るのだと思う。


ハイラインを全体的に形成して、両SBと両WGの圧倒的な推進力と創造力を武器に、敵陣内で幾度の波状攻撃を仕掛け続けるというゼーマンのサッカーというのは絶対的に過言かもしれないにしろ、有る意味での究極系で有り、そこには試合を支配してゲームメイクをする上での多くの基本が詰まっているのではないだろうか。と私は考える。


ここまでファンは考えていないかもしれないにしろ、何よりも彼には「ミステリアスで魅力有るサッカーを作り出す事のできる可能性」みたいなものを感じるのである。


少なくとも私はそう思って、試合の度に試合を通して、彼のチーム作りを観ていた。

賛否両論は有るにしろ、多くのローマファンも色んな事を差し引いて、彼のサッカーへの魅力を少なからずは感じていたのではないだろうか。


難しい事を考えずとも、ただそのようなシンプルな理由に帰着する気もする。



これからアウレリオ・アンドレアッツォーリは残りの後半戦、少なくともコッパを入れて16試合は最低でも戦ってかなくてはならない上に、現状の順位を上げつつも、チームの育成に着手していかなければならない辺り、非常に難しい局面に立たされる事になるだろう。


今節の試合でもやはりゼーマンの色は本当によく出ていた試合運びだったと私は感じる。

それが今のローマにとって良い要素として蓄える事にもなれば、アウレリオが新しいチームを作り出そうと考えているのであれば、悪い要素として働く事にもなるだろう。


彼はゼーマンをリスペクトするのか、全く新しい何かを作り出すのかは未だ分からない。

それはこれからの試合を観てく事で必ず分かってくる事だと思う。


自分達のやりたいビジョンと、それに合わさってチームが一丸となれば必ず成果は結果として付いてくるはず。


今日の記事を書いた事を踏まえ、考え、この初陣を悲観的に少なくとも私は観ていない。

これは希望的観測でも有るが、この試合を観て直観的に思った事でも有るのだ。

それ等は何を根拠に言うかは、この記事に徒然書いた事全てでもある。



これからアウレリオが陣頭となり、再生するローマの姿を信じようと思う。

少なくとも私はローマファンを自称しているので、今後そうなる事を願っている。








2013年2月4日月曜日

ゼロトップシステムの再臨?暫定監督アウレリオ・アンドレアッツォーリとは


昨日2月2日、永遠の都に衝撃が走りました。

2月1日の第23節カリアリ戦(H)で4失点という大敗を喫した後、ズデェネク・ゼーマンは解任という道がローマのフロントより公式HPを通じて公表されました。

ゼーマンが解任される直前、現地は後任監督が誰になるか?誰を招聘するのか?

既に解任が既定路線のようにして、後任監督の話題で持ち切りでした。


2月2日、スデェネク・ゼーマン(65)は約半年という任期を経て、正式に解任されました。


そしてゼーマンが解任されたと同時に

同日、テクニカルスタッフコーチの アウレリオ・アンドレアッツォーリ が内部昇格という形で暫定監督に就任する事が正式に決定されました。


今回は簡単に新監督(暫定)であるこのアウレリオ・アンドレアッツォーリ の事を簡単にご紹介させてもらおうと思います。



Aurelio Andreazzoli

Aurelio Andreazzoli





















●1953年11月5日生まれ 

●2013年2月3日現在 59歳

●トスカーナ州マッサ=カッラーラ県 出身



05/06シーズンにルチーアノ・スパレッティがローマの監督に就任した時に
スパレッティがテクニカルスタッフ として彼をローマに連れてきました。

スパレッティ政権が05~09までの4年間、彼は監督の優秀な副官として、右腕として、
ローマの近年の黄金期を支えてきた重要な人物です。


スパレッティと言えば、近年ではサッカーの戦術の有名な一つして挙げられている
「ゼロトップ・システム」を開発・施行し、ローマを06/07、07/08と二度のコッパ2冠達成、スーペルコッパでの勝利、安定したCL出場圏内での順位を終えるリーグ成績を残すなど、近年のローマ史上の中では大変偉大な監督として、多くのファンに今尚「彼のゼロ・トップシステムと彼のローマは本当に美しかった」語り草としてなる程、彼は偉大な監督として奉られています。



ローマの住職様

そんな「ゼロトップ・システム」を駆使して4年間ローマで活躍してきたスパレッティ。


このシステムはある日スパレッティがFWが居ない状況下の時に使った苦肉の策から始まりました。



実際にこのシステムを開発・施行したのはルチーアノ・スパレッティと共に、今回暫定監督して就任した「アウレリオ・アンドレアツァーリ」です。



更にスパレッティは「戦術眼」「勝負勘」の有る監督しても能力を発揮してきた監督です。



同様にそのサポートをするアウレリオ氏も、現地からは「スパレッティのブレイン」「有能な分析家」
など、スパレッティ政権下においてまさに軍師のような存在として、その高い戦術分析能力などが大きく評価されていました。



人柄も選手と非常に親しみを持って接する事でも有名で


彼を綴る際に「深い人間性の持ち主」、「深い知識の持ち主」という言葉を用いられて、現地のローマフォーラムでも彼が評価されています。


更にラニエリ政権下を抜かしてローマで7年間ローマに赴任しているという事もあってか、内部情勢を詳しく知っている人間という事。更にはイタリア人指揮官という事もあってチームを指揮する際は選手間のコミュニケーション、関係面は非常に良好に保てるのではと期待もされています。



以来09/10シーズン開幕後の2連敗を機に、ローマを辞職したスパレッティ。

その後釜として入った クラウディオ・ラニエリ 時代には彼は一度ローマのテクニカルコーチの座を退く事になっています。


そして2年間のラニエリ政権が終わり、


  • ヴィンチェンツォ・モンテッラ
  • ルイス・エンリケ
  • ズデェネク・ゼーマン

と3人の監督の元で再びローマのテクニカル・コーチとして着任しています。


そして2013年2月2日、ローマの暫定監督として昇格する事になりました。


フロントの方針としては今後5ヶ月(残りのシーズン)は彼に一先ずは職を任せる事を
決定しているようです。



●4-2-3-1敢行の噂


























早速暫定監督に就任してから現地では 4-2-3-1 へのシステムに変えるのでは無いか?と
話題で持ちあがっています。

現状ゼーマンサッカーの攻撃戦術を敢行していたローマは、中盤の数が少ない事がディフェンスラインのアンバランスを生み出すという事が言われている中、それに合わせて今回はボランチを2枚置くオーソドックスなシステムへの変更するのでは無いかと思われます。

加えてスパレッティの十八番であった4-2-3-1をここで敢行するのも、やはり自分自身がこの配置に慣れ親しんでいるのも有るのでは無いかと思います。


ここで噂されているのは、ゼロトップシステムを敢行するのではないか?という事です。


ここで考えられる2通りのシステムを考えてみました。































色々と考えられる事は有るかもしれませんが


  • 1トップにオスヴァルドを置き、トッティを左に置く事
  • ゼロトップシステムで、トッティ左で、機動力の有るフロレンツィを左に置く事


もしくは


























スパレッティ時代のトッティ以上に重要人物だった シモーネ・ペロッタ トップ下の
システムをそのまま継承する形で 彼のプレースタイルをまさに引き継げるであろう
運動量と走力と技量を持ち合わせておる フロレンツィ がもしかするとこの位置に入る
可能性も十分考えられます。


ゼロトップシステムはとにかく2列目の1番に運動量、技量が何より大きく求められます。

ピアニッチ、ラメラ、フロレンツィ、マルキーニョ などの彼等が 
マンシーニ、ペロッタ、タッディなどの当時走りに走り通す運動量を持った2列目の質を同時に求められてくる事にもなるでしょう。


もし仮にゼロトップを使うとして、対して1トップを使い分ける事をするのであれば、基本はこのような形になると個人的には簡単に予想します。


現地フォーラムを見てると様々な意見が有って面白いです。


  • ラメラのトップ下
  • ピアニッチの左起用
  • タクシディスとデロッシのダブルボランチ
  • ピリスとトロシディスの同時起用

現状では1トップにするのか、はたまたゼロトップを試すのかも分かりません。
そろそろトリゴリアで練習が始まるとは思いますが、その時の戦術練習の際の配置には今回大きく注目したいところですね。


私個人としてはゼーマンが解任されて本当に大きなショックと共に、今回暫定監督という位置で無事にアウレリオさんが後任の位置に就任した事には少し安堵しています。

  • スパレッティ政権下の重鎮
  • ゼロトップ・システムの再来か?
  • 戦術眼と分析力に定評がある
  • 内部情勢を詳しく知る
  • 選手からの信頼は非常に厚い


過度な期待というのは世の中しない方が良いのかもしれませんが、フロントがあえて外部からの人間を早急に選択せず、彼に一任したという選択自体を私は切実に信じようと思っています。

とにかくアウレリオさんの今後のチームマネージメントを楽しみにしています。


是非偉大なるローマが大きく復活する日を心から願っています。


Daje!Aureio!