2012年8月28日火曜日

第一節 ローマ×カターニア 考察感想編②~サイドに固執して考えまくってみた~


さて本題の試合内容について書いてみようと思う。
まずスターティングメンバーの再確認をしてみる。


図1






























さて注目の試合結果は

ローマ×カターニア 2:2 ドロー

という形で90分間の試合を終えた。

まず試合を終えて単刀直入に思った事を徒然箇条書きしてようと思う。


  • 個人的に着眼点だった両SBの動きは上出来
  • トッティのコンディションはかなり良好そう
  • トッティとバルザレッティの連携は目に見張る素晴らしい出来
  • ピリスのクロスはワロス
  • ピリスのビルドアップの能力の高さとバックリターンの速さの確認
  • バルザレッティの攻守に長ける動きはローマでも健在
  • ラメラのペナルティエリア内でのパフォーマンスは非常に良い
  • ラメラの守備のサボり具合
  • オスバルドのポストプレー能力の向上
  • ブラッドリーの上下運動能力の高さ、相手ペナルティエリア内への侵入の多頻度
  • デロッシのセンターサークル内の付近でのポジショニングの悪さからの、裏取られ
  • レアンドロ・カスタンの安定した守備、バックラインからのパス精度の高さ


試合を観た人は私と同じような意見を持った人が多いのではないでしょうか。


さて上の思った事を頭に入れつつ
ここから詳しく試合後のレーティング結果などを少し参考に考えたいと思う。


図2


































まず全体的な感想から

全体的に見れば攻撃全般はよく出来ていた試合だった。

前政権のL・エンリケの時にボールポゼッション率を高め、敵DFエリア内でボールを回し続ける
という試合展開を持ち込もうとしていた。

今回の開幕戦の立ち上がり、とにかくMFを含んだ攻撃陣のラインが高いのが印象的だった。
ハイラインというと、これはL・エンリケローマの時とも同じ光景に似ているものでもあるのだが、
まさにゼーマンローマが昨季と違うのは

  • MFとFWでボールのやり取りをする間に、SBがパスワークを受ける介入をする事。
  • SBのビルドアップ能力を極限に稼働する事。




さて、試合中の各選手の平均的なポジショニングの箇所を見てみよう。

図3:ローマの選手の平均的なポジショニング箇所


















対してカターニア側



図4:カターニアの選手の平均的なポジショニング箇所



















まずローマ側は23番と42番の両SBの位置に注目する。
言わずもがな、早速前回紹介したSBの比重を象徴するかのような形になっている。

しかしあくまでこのオフェンシブエリア寄りの中央停滞というポジショニングは、
ポジショニングの平均が中央=上下運動がよく出来ている証拠である。
つまり攻守のバランスかなりこの戦術にとって良い具合を醸し出しているとこれは思われる。


23RSB、42LSB共に斜め前の8RWGと10LWGとの距離感なども
パスワークが頻繁に行えるような距離であると考える事もできないだろうか?



さて、客観的に物事を考えるならデータを用いるのが手っ取り早い!

セリエA1年目の開幕戦にしてスタメンでの起用となったRSBのイバン・ピリス君。
彼は早速セリエAでも現在屈指の攻撃的なMF兼左WGのアレハンドロ・ゴメスとリーグデビュー戦で
対面する事になりました。


図5

まずこの試合のマン・オブ・ザ・マッチは図2のレーティング表を見ても分かるように、
総合値8.6のアレハンドロ・ゴメスでした。


ピリスのデータを見ても分かるように、ボールタッチ数は75回。

これは今試合のローマの面子の
ボールタッチ数の中でも


  • 1位デロッシ 89回
  • 2位イバン・ピリス 75回
  • 3位バルザレッティ/トッティ 72回


とローマの中でも第2位のボールタッチ数を誇っています。
その下のバルザレッティもトッティと並び第3位を誇っています。


しかしそのボールタッチ数と比較して、パス正確度はチーム内でも下から数える順番です。
これは5回中2回しか成功しなかったクロスにより、落とした割合ではないかと思います。


つまり前向きな見方をすれば、アレハンドロ・ゴメスと対面するタスクを背負いながらも、攻撃の主軸となるボール運びを任されているのです。

そう考えるとピリスはデビュー戦といえど、大変素晴らしい活躍をしたのではないかと思います。




さて対してLSBのバルザレッティの方を見てみる事にしましょう。

図6

この試合バリエントス、正確度、タッチ数、などの極めて低い点から7を下回り6.9。
シュート数とポジショニングによるディフェンス押し上げを淡々とこなしていました。

しかしその評価を下した元は単純に考えられるのはバルザレッティの存在ではないでしょうか。

バルザレッティのこのデータから分かる点が3点程あります。


  • パス成功率は、ローマの面子の中でも94%で第1位
  • 空中戦の勝率は、ローマの面子の中でも100%
  • ボールタッチ数は、ローマの面子の中でも72%で第3位


このデータを見ただけでも、とんでもなく活躍してる事は一目瞭然でしょう。
個人的にこの6,7という数値は不服だったりもします。

やはりボールタッチ数がピリスに次いで第3位という事に加え、パス成功率94%で1位というのは
ある意味左の主軸戦はバルザレッティだったと考えてもおかしくないでしょう。
総合的に見れば RSBのピリスもLSBのバルザレッティも仕事をしている事が分かります。
むしろ相方となる RWGのラメラ、LWGのトッティも彼等よりも高い評価を受けています。


特に我等がフランチェスコ・トッティはドリブル成功率は第一節を終えた、
セリエAの中でも第一位の成功率でありました。


ではなぜ核とされる4人が一級線の活躍をしていたのにも関わらず、この試合2点という点数で
終わってしまったのでしょうか。




私の分析をした結果、思った事を書いてみるとします。


図7:バイタルエリア































まず実際の試合を見ても、データを見ても思った事は
何故両サイドが比較的機能してるにも関わらずに、得点に結び付かなかったのかという事。


  • デ・ロッシのフィールドポジショニングとパス精度が不安定という事
  • バイタルエリア内での動きが全体的に悪かったという事
  • 全体的に多くの決定機を逃してしまった事
  • 中盤全体のボールタッチ数が非常に少ないという事
  • ピアニッチ→フロレンツィの交代は妥協案でしかなかったという事
  • マルキーニョのRWG起用の失敗による右サイドの攻撃事実上の崩壊


という要素があって、より多くの点に結び付かなかったのではないかと僕は分析します。


この試合実は核となる4人の背後で、その彼等をサポートする中盤が主にブラッドリーを除き
全体的に攻守においてバランスを多く崩していました。

中盤の中央で攻守のバランスを取る、デ・ロッシのバス成功率は フロレンツィと並んでチーム内でもワースト第3位。しかもそのワースト1位というのは、前線の的であるオスバルドとなります。



  • 実質パスワークを作り出す役割であるデ・ロッシが、チーム内ワースト3位(実質2位)というのは褒めれるよな活躍であったとは言えません。
  • 更に守備面ではボランチのような役割を担っているにも関わらず、敵からインターセプトを多くされていました。
  • ボールタッチ数はローマ内第一位なのでデロッシにボールは一番集まっている。しかしパスは思う様に通す事ができない=上手い事起点になりえたとは言い切れない。


しかし彼は一点目のオスバルドのファンタスティクオーバーヘッドの素晴らしいアシストをしたり、
ドリブルの成功率とシュート数の多さから攻撃面では多くの貢献をした結果も伴なって
総評は7.6と非常に高い数値で評価されています。

悪く無かったという見方も勿論できるポイントであります。


そして後半で得点が欲しい時にラメラと交代して入った、
マルキーニョがほぼ一切機能しなかったという事も挙げられるのではないかと思います。


図8:交代後

ゼーマンはおそらく後半になり縦への推進力が無くなってきた中、運動力の落ちてきたラメラと交代、運動量のあるマルキーニョを前線に配置する作戦を取ったのでしょう。

しかし単純にマルキーニョも昨季でSBをこなしたとは言え、前線はできなかったようです。
フィードを受けるシーンも何度かありましたが、中々ボールキープをする事はできませんでした。
それが故の攻撃の質の低下は避けられなかったと考えられるでしょう。


更に疲労のピアニッチと交代して投入された、フロレンツィもパス成功率に関してはデ・ロッシとの
同じ順位であり、中盤に求められた縦への前進という点で考えると、それを思う様にはできなかった事も大きかったのではないかと思います。(悪かったとは思わない)


更にこの試合、ローマが攻撃をした箇所はセントラル、右サイド、左サイドの中で
中央からの攻撃率60%と、圧倒的にペナルティエリア、バイタルエリア前を要する展開でした。

図9:攻撃の方面






















  • 後半は全体的に中盤の出来はあまりにも不安定で、一応前線のマルキーニョ・フロレンツィ共々ボールを前へ持っていく仕事をしっかりとこなせ無かった事
  • バイタルエリア前までのボールキープをしっかりとこなせなかった事
  • 後半から中盤の底上げを上手くできなかった事


交代の選手に求められる水準としては非常に痛手だったでしょう。




しかしフロレンツィに関しては、フィード性能トップクラスのデ・ロッシを差し置いて、多くのセットプレーを任される展開も沢山あり、U-21での活躍などや親善試合のリヴァプール戦での得点を含め、今後が非常に期待される選手の兆しなども多く見えました。



総評


ゼーマン政権になり12/13セリエA初の試合。
ホーム開幕戦で緊張の中、監督の思考する戦術を全体として実践できたのは評価に値したい。
全体的に守備固めをしてたカターニア相手に、両サイドの選手を上手く機能させた事は素直に評価に値する且連携面の出来は新チームとは思えないくらいの連携していたのではないかと考える。
問題点は残る試合展開ではあったが、黒星発進をしなかった事もよくやったと思う。


中盤のコンディションをしっかり整える事がまずは重要。
そして前線の決定力を高め、SBとWGとのコンビネーションをより大きく高める。
ペナルティエリア前でのポストプレーをチーム全体として磨いていく。

引き分けの試合だったが非常に楽しめた良い試合だった。
次の試合で初勝利、そして前向きに大きく繋げる事を期待する。


第一節 ローマ×カターニア 考察感想編①~サイドの重要性~


まずは昨日の記事より引用になるのですが、召集された面子を見てましょう。

-スターティングメンバー -

GK

24:マールテン・ステケレンブルフ

DF

5:CB   
レアンドロ・カスタン   
 
29:CB 

ニコラスブルディッソ   

23:RSB 
イバン・ピリス      

42:LSB 
フェデリコ・バルザレッティ 

MF

4:RCM 
マイケル・ブラッドリー
 
15:LCM 
ミラレム・ピアニッチ

16:CM 
ダニエレ・デ・ロッシ

FW

10:LWG
フランチェスコ・トッティ

9:CF
パブロ・ダニエル・オスバルド

8:RWG
エリック・ラメラ



-サブメンバー -

GK

1:ボグダン・ロボンツ

DF

  3:マルキーニョス      
46:アレッシオ・ロマニョーリ 

MF

 7:マルキーニョ            
11:ロドリゴ・タッデイ
48:アレッサンドロ・フロレンツィ  
77:パナギオティス・タクシディス      

FW

14:ボージャン・クルキッチ
17:ニコラス・ロペス 



フォーメーションの配置は4-3-3

これを見ても分かるように、いたってオーソドックスな4-3-3のフォーメーション配置。

現代サッカーにおける主流な4-2-3-1に対し、
ゼーマンが提唱する4-3-3は、彼曰く
「もっともバランスの取れるフォーメーション」ということ。

プレシーズンマッチからも戦術の配置には変わりは有りませんでしたが、
やはり彼のお家芸である4-3-3 を使った人員配置となりました。


ここでこの配置の中でやはり注目したいのはゼーマンサッカーにおいて

  • 攻撃の全権を担う」とも言われている両SB
  • 両SBとの連携がもっと重要視される両WG
  • 昨季とは異なる二人によるCB
  • 新加入RCMのマイケルブラッドリーの上下運動はいかに

中でもSB、WGを任された4人というのはこの試合の核となると考えられます。


まずSBの両名は

















(メディカルチェック後に合流した初日のトレーニング画像。二人一緒に丁度良いので)

23:RSB 
イバン・ピリス      

42:LSB 
フェデリコ・バルザレッティ 



の新加入の2名とも新加入の選手です。


簡単に両選手の特徴を簡単に挙げてみましょう。



イバン・ピリス RSB


















サンパウロFCから加入のDF。
特徴としては

  • パラグアイ代表右SB
  • 実は攻撃型というより、守備寄りのバランス型SB
  • ゲームの流れを読むのが非常に上手い
  • タッチライン上における上下運動に長ける


フェデリコ・バルザレッティ LSB




















US・チッタ・ディ・パレルモ
から加入のDF。
特徴としては

  • イタリア代表SB
  • THEバランス型SB
  • クロス精度が高い
  • ゲームの流れを読むのが非常に上手い
  • 豊富な運動量


ゼーマンの戦術において、
SBが核となるなら「SBは攻撃が上手い選手」を補強したんじゃないの?
と私も当初はそう考えていましたが、意外にも特筆して攻撃的と言える訳ではない両名。

むしろ攻撃的とは何を持ってして言うのか。ということでしょう。
ゼーマンの戦術というのは非常に戦術理解度が難しいとされ、やはり頭の良さや要領の良さというのは重要になってくるのではないかと思います。
そしてチョイスした新加入の両SBは、タッチライン上で上手い事攻守のバランスを切り替えるのが非常に長けている選手。


SBに攻撃の全権を担わせるという事だけではなく、しっかり試合の流れを掴んでゲームコントロールに干渉できる人間を使いたいのではないかと思われます。

本当にゼーマンサッカーにおいて両SBの重要性は莫大なものとなるでしょう。
注目の箇所と言えるのではないでしょうか。



次に両WGの2名



















エリック・ラメラ RWG

アルゼンチンの超新星・ローマの新アイドル、エリック君。

昨季は得点に恵まれなかったものの、抜群の足元の上手さと、ドリブル能力を生かし、ローマでのキャリア2年目にして早くもゼーマンから信頼を勝ち取っている若きファンタジスタ。
爆発的なポテンシャルを引っ提げているのは誰の目にも分かることでしょう。


この試合での注目のポイントは上の記事で散々上げた

  • イバン・ピリスとの連携
  • ラメラ自身の成長具合
戦術面においても彼とピリスとの連携は非常に重要なものとなってくるのは間違いありません。
年齢、ポテンシャル、風格共々開幕の一戦注目の選手となりました。




そしてこの男を忘れては絶対にならない。



















フランチェスコ・トッティ LWG

言わずもがなの、ローマの神様であり、ジャッロロッソローマの永遠のアイドル。


昨季はルイス・エンリケの下、4-3-1-2の1であるトップ下を任されていた彼ですが、
今季は90年代ゼーマン政権の下でも起用されていた左の攻撃を一任される事になりました。


この試合での注目ポイントは

  • フェデリコ・バルザレッティとの連携
  • 怪我明けによる、トッティのコンデション
  • 第一次ゼーマン政権から約13年後、再び起用されるLWGでのパフォーマンス
  • トッティがピッチに居れば何かが起こる


年齢、スタミナ、キャリアの終盤、引退、怪我、様々な事に悩まされても彼はオリンピコに立ちます。
今季もローマというクラブの象徴として、選手一同を引っ張っていくオーラを放ってくれるでしょう。



このように上記で紹介した4人はこの試合における核となる選手と言えるでしょう。
くどいようですが、このサイドの4人というのはゼーマンサッカーにおける鍵です。
私はこの4人に注目して試合を観ていきました。




結局長々スタメンについて書き過ぎて、戦術考察編②へ続く・・・
②では試合結果、展開、内容を書いていきたいと思います。


第一節 カターニア 戦:考察前に


さて、遂にセリエAが開幕!

シーズンオフ中のもどかしさからも解放され、ついに世界のロマニスタ達が待ちに待った開幕戦が先日行われました。

12/13シーズン第一節初戦は、ホームであるスタディオ・オリンピコでのカターニアを迎えての一戦。


さてまずこの試合でやはり注目された点をいくつか挙げてみましょう。(個人的な着眼点でもある)

一つ目は何といっても、12/13リーグ戦ゼーマン初の陣頭指揮
















(私はタバコが苦手なのだが、ちょっとカッコ良かったのであてえチョイス)


カテナチオ全盛期のイタリア80年代~90年代にかけて、基本的なラインをハイラインにデフォルトで設定し、主にフィールド中央からSBによる推進的なハイプレスを用いて、オフェンシブエリアに多くの選手を前に送り大量得点を狙う。という攻撃的な戦術を用い、イタリアサッカー界においても反カテナチオの旗本として有名な「破壊者」と称される、新監督ズデネク・ゼーマン。

ゼーマンが活躍していた80年代~90年代から約20年~30年経ち、セリエのサッカーのスタイルも大きく変わる中、主にイタリア各地のチームを転々としながら、昨季11/12のペスカーラを指揮し、爆発的な攻撃力を振わせ見事チームをAに昇格させた。

そして12/13の今季、セリエAの舞台へ10年ぶりの帰還となった。



と前置きは長くなったのだが、やはりここでポイントとなってくるのは

  • イタリアサッカー界における攻撃の巨匠という事
  • 昨季ペスカーラで見事な実績を残し、BからAに昇格させたという事
  • Aの舞台で約10年ぶりにゼーマンが陣頭指揮を取るという事
  • 若手を大いに重用するという事
  • 全体的にリアルタイムで昔のゼーマンサッカーを観ていた人間が非常に少ないという事
  • ローマのチーム特性(攻撃的)+ゼーマンの戦術特性の合体=何が起こるのか・・・という事

などなど、やはり12/13シーズンの開始前はメディアからもローマというのは凄い脚光を浴びる事になり、ある意味一番のポイントとなりました。



二つ目はやはり、新加入の選手達を加えた新たな一戦である!という事


8月28日現在、12/13の移籍市場においてローマは沢山の選手を放出し、獲得しました。

移籍市場の動乱は好きじゃないという方は沢山いらっしゃいますが、
やはりどのサポーターも新加入の選手達には大いに期待したり、その活躍を見守るものでしょう。

そのような当たり前な事にも加えて、今夏大幅な選手改革に着手したローマという事もあり、どのチームの開幕戦もそうですが、やはり注目のポイントだと思います。



この第一節でも招集メンバーの中には沢山の新加入の選手が居ました。


-スターティングメンバー -

GK

24:マールテン・ステケレンブルフ

DF

5:CB    NEW !
レアンドロ・カスタン   
 
29:CB 怪我から約1シーズンぶりに復帰!
ニコラスブルディッソ   

23:RSB NEW !
イバン・ピリス      

42:LSB NEW !
フェデリコ・バルザレッティ 

MF

4:RCM  NEW !
マイケル・ブラッドリー
 
15:LCM 
ミラレム・ピアニッチ

16:CM 
ダニエレ・デ・ロッシ

FW

10:LWG
フランチェスコ・トッティ

9:CF
パブロ・ダニエル・オスバルド

8:RWG
エリック・ラメラ



-サブメンバー -

GK

1:ボグダン・ロボンツ

DF

  3:マルキーニョス      NEW !
46:アレッシオ・ロマニョーリ NEW !

MF

 7:マルキーニョ             NEW!
11:ロドリゴ・タッデイ
48:アレッサンドロ・フロレンツィ  NEW !
77:パナギオティス・タクシディス      NEW !

FW

14:ボージャン・クルキッチ
17:ニコラス・ロペス               NEW !



こうしてまとめてみただけでも、招集メンバーの20人の中でも

  • スタメンの新加入選手は11人中4人
  • サブメンバーは9人中6人(マルキーニョ含む)
  • 全体でで20人中10人(マルキーニョ含む)

つまり全体の面子の半分は新加入の選手によって埋め尽くされている状況なのです。

こう考えただけでもやはりそれを扱うゼーマンの指揮を加えた事もあり
新加入の選手と既存の選手がどれだけ連携し、パフォーマンスを織り成すか・・・
やはり楽しみでありとても期待されるポイントと言えたでしょう。



そんなこんなで先日行われたカターニア戦

これらのポイントなどの点もあって多くの期待が高まる中

オリンピコの入場者数(売れたチケットの枚数)は5万を越えるという快挙だったそうです。
テレビの前から観ていても、いつもとは比べ物にならないサポーターの入り具合でした。

年間パスも前年比よりも大幅に売り上げ増
それだけ現地のロマニスタから今季のローマが絶大な期待を受けている事がよく分かります。



















さてこのような盛大な期待を受けて、開幕したセリエA今季のローマの第一節。
注目の試合結果はどのような風になったのでしょうか?



試合考察編でじっくりと書いてみたいなと思います。



初めに

ブログ作成者のローマ好きのローマを愛して止まない大学3年生です。
気ままにブログを使って、色々な事を徒然書いてみたいなと思い立って、

この度ブログを立ち上げてみました!


ブログ初心者という事もあり、分からない事だらけなのですが・・・

頑張ってみようと思います。





よろしくお願い致します(^_^)



Forza!Roma!